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第3回 糖尿病性腎症in東三河

  • 執筆者の写真: 薬局長
    薬局長
  • 2017年11月15日
  • 読了時間: 2分

2017年11月14日 

ホテルアークリッシュ豊橋 4階「テラスルームA」

主催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社

   日本イーライリリー株式会社

演題:「糖尿病性腎症と向き合う」

座長:豊橋市民病院 腎臓内科 部長 山川大志先生

演者:金沢医科大学 糖尿病・内分泌内科学 准教授 金﨑啓造先生

Opening 成田記念病院 腎・糖尿科 副院長 大林孝彰先生

Closing 豊川市民病院 腎臓内科 部長 伊藤彰典先生

以下研修会内容

糖尿病腎症(DK)は新規透析導入の疾患第1位であり、全体の44%を占めている。

慢性腎臓病(CKD)患者のうち病理診断では確定いないが、糖尿病がその発症に関与していると考えられる症例を指す、DKDという新しい概念が提唱されている。

DKD患者の中には、糖尿病腎症における典型例の微量アルブミン尿や顕性蛋白尿を呈さない場合もある。

治療法は、血圧や血糖のコントロール、塩分制限等通常のCKD治療に準じている。

高齢者の場合、低血糖を防ぎながらコントロールすることが大切であり、SU剤(ダオニール等やアマリールなど)は極力使用しない。

唯一、腎機能低下者でも使えるグリミクロンのみ使用可能である。

血圧コントロールでは、ACE阻害薬の効果腎臓線維化予防の面もあり、ARBとは違う使い方をする場合がある。

SGLT2阻害薬糖尿病治療やDKD治療にも有用で、今後も積極的に使用されていく。

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